2024年「辰年の昇り竜のごとく」日経平均株価は大きく上昇してきました。
高値3万5839円となり、34年ぶりの3万5000円超えとなり、3万6000円が目前となっています。
相場のアノマリーでは辰巳天井と言われているだけに、大きな上昇はアノマリー通りとなっているようです。
そして、先週は米国株の上昇と円安、そして新NISAの買いが入り日経平均株価は大きく上昇したようです。
今週の日経平均を考えるチャート分析日足の移動平均線トレンドライン一目均衡表ボリンジャーバンドスローストキャストMACD総合判断
チャート分析
チャートを細かく見ていきましょう。
チャート分析
日足の移動平均線
5日線は、上向きに推移し、株価も5日線の上を大きく乖離して週末入りしています。
25日線は、上向きに推移しています。
75日線は、上向きに推移しています。
並び順は、5日25日75日の並び順で、安定上昇となっています。
機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで推移し、3万1726円処を推移しています。
トレンドライン
昨年6月から何度もチャレンジしては上値が重く落とされていた価格3万3800円処を突破しました。
長く続いたBOX上放れとなったことで、次のトレンドを作っています。
10日11日に開けた窓と11日12日に開けた窓埋めが直近で意識されるところです。
金曜日のローソク足が十字線で引けたことから、売り買い拮抗で迷いの十字です。
もし、翌日に窓を開けて下へ向かうと、宵の明星となるため警戒も必要な場面です。
一目均衡表
遅行線の位置からとても弱さが目立っていましたが、日々線を上抜けし、一気に青天井となっての上昇でした。
ここからは4営業日後に天底一致となる可能性があるため注意していきましょう。
転換線と基準線の位置も好転となっており、三役好転下で雲からは乖離しています。
日足週足月足とも雲のねじれも暫くないので強気のシグナルがいつまで続くのか注目です。
ボリンジャーバンド
10日から大きくバンドが開き、株価は+3σでのバンドウォークとなっています。
+3σに到達したのは2023年3月以来で、その前は2021年9月なので、とても珍しいことです。
この後、バンドがどのような形を作っていくのかをしっかり確認していきましょう。
スローストキャスト
買われすぎゾーンに到達し、さらに上昇を続けています。
上に張り付くような上昇となるのかに注目して、いつ買われすぎゾーンから下へ向かって、売られすぎゾーンへと向かうのか見ていきましょう。
MACD
0ラインでの横ばいを押し目として、大きく上昇し、MACDとシグナルも乖離しています。
ヒストグラムも強気シグナルを出しており、いまだに弱さが見えない中、今週いつ弱さが見えてくるのか確認していきたいです。
次回の満月は1月26日です。
新月は2月10日です。
総合判断
パラボリックは好転継続し、さらなる上昇を見込みたいですが、金曜日のSQは幻のSQとなり、週明けの展開によっては、1週間を通して押し目をつける可能性を残しています。
SNSの検索で「高値掴み」というワードを見つけました。
なぜ高値掴みをしてしまうのか。
株は買いたい人と売りたい人の需給で成り立っていて、自分が買っている時に、裏には売っている人がいるということ。
これを忘れてしまいやすいので、自分が買うときになぜ売る人がいるのだろうと考えることも成長のひとつだと思います。
今年は、考えの裏を読み解くことも学びにしていきたいと思います。
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