新NISAが話題になっていますが、これまでのクレカ積立はシステム上、月5万円までしかできませんでした。
しかし、3月より月10万円までクレカ積立が可能となりました。
証券会社各社とも、続々と対応し始めています。
3月より月10万円までクレカ積立が可能となりました【新NISA】クレカ積立の上限が月10万円に引き上げ SBI・楽天・auカブコム・マネックスの証券会社の対応も解説 | マネーの達人1月より始まった新NISA、昨今の株高で話題となっていますね。 https://manetatsu.com/article/2024/03/12/459304.html続きを読む »【PayPay証券】ポイント還元対象のクレカ積立は月5万円まで【大和コネクト証券】(4/5買付分より)ゴールドカードによる還元率を引き上げ年会費実質無料のゴールドカードを発行できる【tsumiki証券】(4/1より)即売りはポイント還元の対象外「がんばってるね!ポイント」も即売りは対象外【SBI証券】三井住友カードは還元率ダウン【SBI証券】東急カードは5万円超過分の還元率がダウン【SBI証券】大丸松坂屋カードでも月10万円のクレカ積立が可能に「即売り」には注意を
【PayPay証券】ポイント還元対象のクレカ積立は月5万円まで
ポイント還元対象のクレカ積立は月5万円まで
≪画像元:PayPay≫
PayPay証券のクレカ積立は、これまで月5万円が上限でした。
PayPay証券のクレカ積立は、PayPay内のミニアプリ「PayPay資産運用」において、「PayPayクレジット」(旧あと払い)を利用するシステムです。
このシステムで利用できるクレカは、PayPayカード、PayPayカードゴールドのみで、還元率は0.7%です。
利用者の資産運用ニーズに応えるべく、3月24日5時よりクレカ積立の上限を月10万円に引き上げました。
ただし、クレカ積立におけるポイント還元上限は月350ポイントですので、0.7%還元ですと月5万円を超えた分のクレカ積立はポイント還元されません。
【大和コネクト証券】(4/5買付分より)ゴールドカードによる還元率を引き上げ
ゴールドカードによる還元率を引き上げ
≪画像元:大和コネクト証券≫
大和コネクト証券では、2024年1月よりクレカ積立の上限を月10万円としています。
以下の対象のセゾン・UCカードでクレカ積立が可能で、従来の還元率は以下の通りでした。
・ SAISON CARD Digital:最大0.5%
・ ゴールドカード:最大0.5%
・ プラチナカード:1%
・ その他のセゾン・UCカード:最大0.5%
「最大0.5%」は、月5万円以上のクレカ積立に適用されます。
4月5日買付分より、ゴールドカードの還元率が最大0.5%から、積立金額にかかわらず一律0.5%に引き上げられます。
一部対象外のカードがありますので、確認してください。
クレカ積立を始めやすくなりますね。
年会費実質無料のゴールドカードを発行できる
≪画像元:クレディセゾン≫
大和コネクト証券の口座開設者限定で、セゾンのゴールドカードをお得に持てるチャンスです。
セゾンゴールド・アメックスなら初年度年会費無料、年1円以上のカード利用で翌年度も年会費がかかりません。
セゾンゴールド・プレミアムなら利用金額の10%(上限8,000円)、対象キャリアのスマホ利用料金の30%(Visaの場合。上限3,000円)、合計最大1万1,000円キャッシュバックされます。
【tsumiki証券】(4/1より)即売りはポイント還元の対象外
即売りはポイント還元の対象外
≪画像元:tsumiki証券≫
tsumiki証券でも、2024年1月よりクレカ積立の上限を月10万円としています。
エポスプラチナカード・エポスゴールドカードの会員特典「ボーナスポイント」「ファミリーボーナスポイント」が変更されます。
どちらも、年間利用額に応じて追加でボーナスをプレゼントする特典です。
エポスゴールドの場合、年間50万円以上の利用で2,500ポイント、年間100万円以上の利用で1万ポイントがプレゼントされます。
3月31日までは、tsumiki証券で積立後に引き出し・移管を行った場合も、ボーナスポイントの集計対象です。
4月1日以降は、tsumiki証券で積立後に引き出し・移管を行った場合、ボーナスポイントの集計対象から除外されます。
「がんばってるね!ポイント」も即売りは対象外
即売りは対象外
≪画像元:tsumiki証券≫
tsumiki証券には、「がんばってるね!ポイント」というサービスもあります。
これは、積立開始月を基準に、年間積立額×0.1%(初年度)~0.5%(5年目以降)のポイントをプレゼントする特典です。
3月31日までは、tsumiki証券で積立後に引き出し・移管を行った場合も、年間積立額の集計対象となります。
4月1日以降は、tsumiki証券で積立後に引き出し・移管を行った場合、年間積立額の集計対象外です。
積立後に即売りして、ポイントだけもらおうとする人を防ぐためでしょうか。
【SBI証券】三井住友カードは還元率ダウン
三井住友カードは還元率ダウン
≪画像元:SBIホールディングス≫
SBI証券の三井住友カードによるクレカ積立は、これまで月5万円が上限でした。
そんなクレカ積立の上限が、月10万円に引き上げられました。
これまでは積立額にかかわらず一律で最大5%還元でしたが、今後は最大3%還元とダウンし、しかも対象カードを使わないとさらにダウンします。
ただし、5月買付分~10月買付分は還元率据え置きです。
【新NISA】SBI証券で三井住友カードによる月10万円のクレカ積立が解禁 ただし還元率はダウン | マネーの達人新NISAのクレカ積立は、本格的に月10万円まで可能となりました。 https://manetatsu.com/article/2024/03/30/459434.html続きを読む »
【SBI証券】東急カードは5万円超過分の還元率がダウン
5万円超過分の還元率がダウン
≪画像元:東急カード≫
SBI証券の東急カードによるクレカ積立は、これまで月5万円が上限でした。
4月5日までに積立金額の変更を行うと、5月買付分よりクレカ積立の上限を10万円に引き上げられます。
気になる還元率ですが、5万円以下の積立金額に対してのポイントは、これまで通り最大3%です。
5万円を超える積立金額の還元率は一律で0.25%です(上限1,500ポイント/月)。
【SBI証券】大丸松坂屋カードでも月10万円のクレカ積立が可能に
月10万円のクレカ積立が可能に
≪画像元:JFRカード≫
SBI証券の大丸松坂屋カードによるクレカ積立は、これまで月5万円が上限でした。
5月1日買付分より、クレカ積立の上限が10万円に引き上げられます。
対象カードと還元率は、以下の通りです。
・ 大丸松坂屋カード:0.25%(400円につき1ポイント)
・ さくらパンダカード:0.25%(400円につき1ポイント)
・ 大丸松坂屋ゴールドカード:0.5%(200円につき1ポイント)
・ 大丸松坂屋お得意様ゴールドカード:0.5%(200円につき1ポイント)
貯まるポイントはQIRAポイントで、Amazonギフトカード、Tポイント、楽天ポイントなどに交換できます。
「即売り」には注意を
クレカ積立で注意したいのが、「即売り」です。
即売りとは、カードで積み立てた投資信託を、ポイントだけ獲得してすぐに売却してしまうことです。
tsumiki証券、大和コネクト証券では、即売りはクレカポイントの付与対象外となっています。
付与対象外となっていない証券会社でも、即売りするとよい印象を与えません。
投資信託はじっくり持っているのがいいでしょう。
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