4万円到達目前 意識されるSQ【今週の日経平均を考える】 | マネーの達人

先週は、日経平均株価が更に高値更新となり、3月1日には、心理的節目の4万円まで、あと10円と迫るところまで上昇し、週末入りとなりました。

現物では4万円を超えられませんでしたが、その後の先物では4万円到達となっていました。

今週はSQがあり意識されます。

3月1日東証プライムの値上がり銘柄が半数だった

他の市場では下落に転じていた

買いの勢いが少し偏りのあるものになっているので、買いの資金が全体に回るのかどうか、今週も見ていきたいところですね。

今週の日経平均を考えるチャート分析日足の移動平均線トレンドライン一目均衡表ボリンジャーバンドスローストキャストMACD総合判断

チャート分析

それでは、チャートを細かく見ていきましょう。

日足の移動平均線

5日線は、上向きのまま週末入りしています。

25日線は、引き続き上向きに推移しています。

75日線は、上向きに推移しています。

並び順は、5日25日75日の並び順で、安定上昇となっています。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで推移し、3万3195円処を推移しています。

トレンドライン

株価は青天井状態となっています。

2月7日安値から2月29日安値の斜めに引いたラインと平行に2月13日高値2月16日終値が引けるため、2月7日からこの価格帯の中で推移していることがわかります。

このラインを割ったら警戒となります。

下は、2月21日22日の窓が意識されますし、その下の14日15日の窓埋めもあります。

一目均衡表

文句なしの三役好転下での推移ですね。

基準線と転換線が上向き、遅行線も上向きで引き続き青天井状態です。

日足、週足、月足の雲のねじれもしばらくありません。

雲からも乖離しています。

ボリンジャーバンド

+1σと+2σの間でのボリンジャーウォークとなっています。

バンドはきれいに開き、TPラインも上昇を示しています。

スローストキャスト

急激な上昇によって、機能していない状態のスローストキャスト。

本来ストキャスティクスは、BOX相場の時に有効なオシレーター指標なので、このような上昇下は、上に張り付いてしまう現象が見られます。

この先いつ買われすぎゾーンを脱するのか注目です。

MACD

週前半は弱さを見せていましたが、MACDとシグナルがデッドクロスせずに、上昇となりました。

0ラインよりも上に大きく乖離しているため、引き続き上昇トレンド継続となります。

ヒストグラムも引き続き強気です。

次回の新月は3月10日です。満月は3月25日です。

総合判断

パラボリックは好転中、強い上昇トレンド継続中です。

テクニカル分析でもそれぞれ強さを見せています。

日経CFDでは、4万0183円をつけており、いよいよ週明けは4万円台に乗せてくる公算です。

4万円台到達後、勢いのある上昇となるのか、それともすぐに押してくるのかに注目です。

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